日本で最も“汚い”駅!? 船尾駅 【オモシロ駅紹介】
本日は日本で最も汚い駅とも言われる、JR九州の後藤寺線、船尾駅をご紹介致します!
さて、なにがそんなに“汚い”のかというと、後藤寺線の沿線、筑豊エリアでは何が盛んであったかということがヒントになるかもしれません笑
もうひとつのヒントはこの航空写真です!!
この駅を通る後藤寺線やその周辺の筑豊エリアを走る日田彦山線や筑豊本線などは、かつての大規模な炭田開発等に伴って整備されたものが多いです。
そのため、複線非電化や長いすれ違い設備(有効長)、多く存在する鉄道用地などに今もその名残を残しています!
しかし、この駅が汚いことに関しては、石炭とはちょっとだけ違う理由なんです!(後ほど触れます)
今回は田川後藤寺から新飯塚まで乗り通した際の写真の順番になります!
周囲のターミナル駅、田川後藤寺からわずか一駅、ものの数分で、なにやら大規模な工場のようなものが見えてきます!
かなり大規模です!!
蒸留塔のような大きなタワーも特徴的ですね!
そうこうしているうちに、ホームに着きました。
これが今回の主役の船尾駅です!
ここからは停車中に急いで撮ったホームの写真をみて、なにが汚いのか推測してみてください!笑
駅の入口です。(点字ブロックや柵にご注目)
こちらは簡易の待合室
椅子もよく見ると、、?
さて!分かったでしょうか?!
そうなんです!なにやらホコリやチリのようなものがとてもたくさん堆積しているんです!
駅を出発します!この先にその答えが待っています!
なにやら道路や周辺が白っぽいです!
何かを運び出すトラックも多く行き交います!
先の方は白く霧がかかったようになっています!
こちらが答えです!
具体的には石灰石を採掘しているのがこの船尾駅周辺であり、それに伴う石灰などの粉塵が振り積もっているわけなんです!
リアルで見ると、写真以上に白くてなかなか興味深い景色を見ることが出来ます!
最後に見えるのが、かなり大規模に山を削って石灰石を採掘している景色です!
実際に航空写真を見るとなかなか見ることのない独特な景色が広がっています。
どうでしたか!?
実際に行く際は、粉塵がすごいのでそれを頭に入れておくように留意してください!