東京に残る数少ない路面電車!区内でレトロを味わえるスポット!【三ノ輪橋停留所】
人口が集中し、日本の首都として発展を続けてきた東京ですが、高度経済成長期には多くの通りを路面電車が駆け回っていたんです!その営業キロはおよそ213km、40を超える系統があったそうです!!
(都電HPより昭和42年頃の銀座4丁目の様子)
しかし、地獄のような混雑の元凶と言われていた(現在ではその考えは見直されているところもあります)路面電車は、東京の都市の変遷の中で、ほとんどが姿を消してしまいました。
そんな中、都電としての唯一の路面電車の生き残りになった荒川線は今でも地元住民の方の足として、活躍を続けており、その存続は恒久的として決定されているそうです!
そんな都電荒川線の中でも、特にレトロな雰囲気を楽しめるのが、東側の終始発駅にして、関東の駅百選にも選ばれている三ノ輪橋停留所です!
南千住からほど近く、大きなアーケードのある商店街が特徴で、下町といった雰囲気が漂っている街です!
そんなアーケードのすぐ隣に、ひっそりと公園のようなスペースがあります!
こちらが三ノ輪橋停留所エリアとなっていて、路面電車や周辺の雰囲気を活かして、レトロな空間づくりが行われています!
ここでは、ラッピング車両やホームや周辺の色を茶色系で統一するだけでなく、古いホーロー看板や案内フォントからもレトロさを感じることができるように工夫されています!!
かなり細かいところまで、意識されていて周辺のお店などもその雰囲気に近づけているところもあるため、この停留所周辺一帯がレトロな雰囲気を持っています!
乗車ホームと降車ホームが離れていて、お客さんを下ろした後に、乗車ホームに入って折り返しの待機をするスタイルになっています!
停留所エリアには無料で立ち入ることが出来るため、都電利用者でなくても楽しむことができます!
三ノ輪橋おもいで館という施設もあり、お土産や展示品などがあります!!
先に述べたように、関東の駅百選となっており、一定の評価を得ています。
東京都区内にありながら、路面電車とそれらを取り巻く、かつての東京のようなレトロな環境を楽しめる三ノ輪橋。アクセスも容易な上、都電荒川線に乗ること自体もとても楽しいので、ぜひ訪れてみて下さい!!