青い海に雪のような白砂!平安時代から愛される絶景!白良浜【オススメ観光地】
突然ですが皆さんはこの海外のリゾート地のような海やビーチがどこにあるかわかるでしょうか?!
エメラルドグリーンの海の色に、真っ白な砂浜、沿岸を取り囲むようなリゾート施設群!
なんとこの場所は日本にあります!!
しかも本州で、近畿地方にあるんです!!
このステキな浜辺は白良浜(しららはま)といい、万葉集や日本書紀にも登場した古くからその美しさで多くの人々を魅了してきた景勝地なんです!!
この白良浜があるのは和歌山県の南西部、本州の最南端エリアです!
この白浜町は日本三名湯の一つである南紀白浜温泉を抱えるほか、この白良浜やパンダで有名なアドベンチャーワールドなどがあり、古くから親しまれてきたほか、近年はリゾート地として開発が進み、夏時期を始めとして、多くの観光客で賑わう街なんです!!
今回はそんな白浜の中でも、地名の由来にもなった白良浜に着目してご紹介致します!
普段の夏の海水浴シーズンには、京阪神を始めとしてなんと60万人を超える観光客が訪れる近畿地方でも屈指のリゾート地になっています!
本州で最も早い海開きが行われるビーチでもあり、なんと5月3日に例年行われるそうです!
なぜこんなに砂が白いのかというと、砂の主成分に秘密があります!
この砂は珪砂砂岩といわれる変質した水成岩が波で侵食されて流失したものなんだそうです。
この砂は、石英という鉱物(これの透明なものは水晶で、色がついたものはそれぞれの色ごとに違った名前で呼ばれています)が90%以上となっているために真っ白な雪のように見えるそうです!
ちなみに近年の周辺の開発によって、供給元となるエリアからの砂の供給が止まってしまい、白砂の流失が顕著になってしまいました。
近くでもここまで白い砂は見つからず、流失した砂も白さを失っていたため、オーストラリアから砂を持ってくる養浜も行ったそうです。
この砂浜の関係もあり、ハワイで最も有名なワイキキビーチと友好姉妹浜の提携を行っているそうです!
そんな白浜ですが、なんと海岸の付近には、白良湯を始めとする多くの歴史ある共同浴場が点在しています!
その多くが、日本三名湯である南紀白浜温泉の良質なお湯をリーズナブルに堪能出来る場所になっています!!
中には、日本書紀や万葉集にも登場し、当時のまま残っている岩風呂である崎の湯などがあります!
【アクセス】
車以外の白浜へのアクセス手段としては鉄道がメインになっていて、最寄り駅は白浜駅です!
京都や新大阪からの特急くろしお号が多く運行され、夏季を始めとする繁忙期には臨時列車も多く増発されます!
白良浜をはじめとする観光・宿泊エリアは白浜駅のあるエリアから若干離れています!
駅からはバスが走っており、何度も乗る方はぜひこちらのフリーパスを利用してください!
白浜には他にもまだまだ素晴らしい観光地があるので(別の記事でご紹介致します!)、本当にオススメな観光地です!
海外に行きにくくなった今だからこそ、ぜひ気軽に行ける真っ白なビーチ、白良浜に行ってみてはいかがでしょうか!!