島全体がパワースポット!亜熱帯植物と不思議な岩に囲まれる青島【オススメ観光地】
皆さんこんにちは!!
本日は南国宮崎の一大観光地!
青島(あおしま)をご紹介いたします!
この青島は日本神話である『古事記』に登場する由緒ある地で、海幸彦と山幸彦の話で重要な場所になっています。
青島はもちろん、宮崎県としても日本神話においても『日本の始まりの地』とされており、至る所に重要なスポットが存在しています。そのため、パワースポットとしても脚光を浴びています!
更には北半球最大の亜熱帯植物群落でもあり、地理的にも貴重な奇岩群も存在しているんです!
宮崎駅から約30分とアクセスが大変いいのにも関わらず、様々な希少な体験をすることが出来ます!
【青島の位置】
【実際に青島に行ってみた】
駅からのアクセスも大変よくわずか500メートルほど、徒歩で10分もかからずにとても簡単に訪れることが出来るんです!
こちらが駅前ロータリーです!
左奥へ伸びる道をそのまま進めば青島エリアにすぐに着きます!
大きな道路を横断するため、歩道橋を渡ります!
この道路沿いや青島への参道沿いには多くの商店が並んでいます!
奥に見える橋が青島に渡るための橋です!
南国宮崎らしく白いビーチにヤシが生えています!!
この奥に見える島が青島です!
さっそく橋を渡ります!
こちらが渡った所、島の入口です!
右側に行くと青島神社に行くことができます!
ちなみに青島の周りはこのような奇妙な波打った岩に囲まれていて、なんとも不思議な景色を生み出しています。
この奇岩群は通称『鬼の洗濯板』と呼ばれているのですが、後ほど詳しく説明致します!
【神社とミスマッチな植生!?青島神社】
まず青島の中で見ておくべきは青島神社です!
元々この青島自体、長い間霊地とされていたため、昔は一般の人は入ることが許されていなかったのです!1737年以降、一般の参拝客のために入島が自由となりました!
なんとこの青島神社の境内は青島全体なんだそうです!
海幸、山幸の神話で知られるヒコホホデミノミコトを祭神とし縁結びの社として広く知られていて全国から恋人たちや女性参拝者が多く訪れるそうです。
大変歴史のある神社で、古事記に関連する話の中でも重要な場所であるほか、なんと約1200年前の平安朝の時代から書物の中で言及されているそうです!
そんな青島神社の特徴はこの境内の植生です!!
特に神社の境内(島全体が境内なのですが、とりわけ鳥居をくぐってからの本境内)右側に入ったエリアがオススメです!
多くの方のイメージする神社に生えている木とは全く異なる、亜熱帯系の植生が繁茂していて、非常に興味深い景色を作り出しているんです!
この青島が貝殻が堆積してできたことに関連する”真砂の貝文”の紹介です。
ここでは歴史ある素焼きの陶器のプレートのようなものを投げる"天の平瓮(あまのひらか)投げ"も行われているそうです。
多くの人によって投げられ平瓮が見えますね!
左側の縄にはミサンガのような紐がものすごい数縛り付けられています。
こちらの脇道の途中にはこのようないかにもな木が横たわっていたりします!
神社とヤシをはじめとする南国の植物。
なんともミスマッチで、なかなか見れない景色でクセになります笑
【貝殻で出来た島】
白い砂浜で美しい青島ですか、実はこの島南国のいわゆる白いビーチとはでき方が異なります!
砂浜を歩いたり、じっと見てみると分かるかもしれません!
なんとこの島は、貝殻の破片が堆積して島となっているんです!!
鬼の洗濯岩や亜熱帯植生、貝殻の堆積など、島としての自然地理的な話も大変興味深いのがこの青島なのです。
【鬼の洗濯板】
お待たせしました!
青島の最大の特徴の一つであるこの鬼の洗濯板についても、ご紹介します!
この奇妙な模様は人工ではなく、なんと自然の働きによって生み出された芸術品なんです!
これは、大きく分けると2つのフェーズによって造られたものです!!
①中新世後期(約700万年前位)に出来た砂泥互層(粒径が荒い砂と細かい泥が重さ等の違いから交互に堆積したもの)に起因する水成岩(海中で出来た岩)が造られる。
②それら①の岩が隆起して地表に出て、波による侵食を受け続ける。
⇒比較的柔らかい泥岩の層が侵食スピードが早く、硬い砂岩層のみが残って、洗濯板のような芸術品が生まれる!(差別侵食といいます)
というような段階を想像もつかないような長い年月をかけて経てきているんです!
これらの美しい岩たちは、『隆起海床と奇形波蝕痕』という名称で、なんと昭和9年(1934年)には国の天然記念物に指定されています!!
不思議な岩と南国の植物、そして日本の始まり。様々なアツい要素が盛りだくさんなのがこの青島なのです!!
これは自分でも分からなかったのですが、この青島周辺に転がる岩や石にはこのような穴が多く空いていました!とても不思議です!
このような侵食によって造られたであろう、自然の造形品と呼ぶにふさわしいものも、様々な種類、多く見ることができます!!!
【南国の植物園!宮交ボタニックガーデン青島】
青島に渡るための参道沿いにある大きな施設がこの植物園です!
とても小さな青島ですが、亜熱帯植物27種を含む約200種5000本の植物に恵まれた北半球最大の亜熱帯植物群落なんです!
昭和30年頃、盗採や火災が頻繁に発生したため、植物の保護対策として島内の自由な探勝が禁止されました。このため、学術研究や自然教育の場として目的を達成できなくなり、その対策の一環として「青島」の西対岸に亜熱帯植物園が設置されました。
というように、青島周辺の植物や関連する学術研究や教育を守るために存在しているんです!
南国の様々なフルーツをスーパーマーケットなどでよく見かけると思いますが、意外な形で果実がなっていたりしますよ!!
見ているだけでとても面白いです!
ちなみに、売店では宮崎名産のマンゴーを果肉ごと味わうことが出来ますよ!!
かつては、新婚旅行の代名詞になるほどの有名スポットである青島。
他では味わえない感動を体験しに、ぜひ行ってみてください!!