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(2020夏四国旅行記) 地理と空海の聖地 室戸岬【室戸岬から高松】

 

ryokoutakusan.hatenablog.com

  今回もこちらの続きになります!

 

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さて、バスの終点室戸営業所からは徒歩で散策しながら3.2キロ先の室戸岬ヘ向かいます!


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地名に室戸岬って入っているのがとってもいいと思いました。


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初めに向かうのが海の駅とろむです!

ここに行くために、直接室戸岬に行くバスに乗りませんでした!


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港の方へ向かいます!


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アロエが自生?していました。

さすが黒潮の影響を受けて暖かいこのエリアです!


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少し歩くと小さな港に出ました!


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港関連の施設もあります!


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ここにはドルフィンセンターという施設もあります!(後ほど行きます!)


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何か海苔かアカモクのような海藻を養殖しているのでしょうか?

 

このようなプールが沢山ありました!


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海も見えます!


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こちらが道の駅とろむです!


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恐縮ながら思っていたより小規模でした笑

 

しかも、レストランは早くつきすぎてまだまだ開かないそうです。


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鰹のたたきも炙っていました!

昨年高知で食べた本場の鰹は本当に美味しかったです、、、


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ということで、イルカに触れるというドルフィンセンターに行くことに!

 

300円の入場料に、500円〜のオプションを買うと、タッチできたり、餌をあげられたり、一緒に泳げたり出来るそうです!

 


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今回はタッチの権利を買わせていただきました!


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とってもかわいいイルカ達です!


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トレーナーさんの言うことを聞いてちゃんと指示に従ってとっても賢い子達です!

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クルクル回ったり、、


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拍手もしてくれました!笑


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バイバイしてくれた時は、水をたくさんかけられました笑笑


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終わったあとも自由に見学できます!


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こちらに興味を持ってくれていたのか、ずっと着いてきてくれました笑


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トレーナーさんいなくなってもこのように遊んでくれます笑


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ここにはアカウミガメもいます!


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ウミガメの街日和佐で見れなかったのでちょうどラッキーでした笑


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とっっても大きいです!


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イルカはこのおもちゃがお気に入りみたいです笑


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港の方に行くと、海の中の生簀で別のイルカも過ごしています!


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イルカが海にいるのはなかなか見れないので、いい経験になりました!!


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改めてとても愛嬌のある生き物ですね!


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南国のようなお魚も泳いでいました!


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さて、この海の駅エリアを後にして約3キロ歩きます!(とっても重いスーツケースを持ちながら)


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高架の道路からは港を一望できます!


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港はかなり広く遠くまで続いています。


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これは津波対策の堤防から集落側に抜けるための施設でしょうか?


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高い堤防が続きます。


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途中神社もありました。

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こんな廃墟?もありました。


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1キロちょい歩くと、坂本海岸エリアに出ました。

いよいよジオパーク感が出てきましたね!


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せっかくなので海岸に降りてみましょう!


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階段から堤防を降りまして海岸を見ると、普通の海岸とは異なる雰囲気をより強く感じます!


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この周辺の海岸にはこのようなサンゴの死骸が沢山落ちてます!花のようで美しいです!


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海岸=砂浜というイメージの方も多いでしょうが、日本では意外とそうでも無いんです!


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潮だまりにはたくさんの生き物がいましたよ!

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海岸には色んな石などが普通に転がっています!


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タカラガイ?のようなものも!


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巻貝でしょうか?見ていても楽しいです!


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沿道にはハイビスカスと南国の植物が植えられてます。


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綺麗な花ですね!


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山をグネグネ駆け上がる室戸スカイラインも見えました!


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とっても景色がいいルートとして知られるそうです!


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とにかく歩きます笑

普段絶対にこのような旅行ではスーツケースなど使わないのですが、今回は事情が違いまして旅行がメインでは無いので、やはりスーツケースは大変ということを改めて実感しました笑

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海岸の雰囲気がなんとなく変わってくると、、


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もうすぐ室戸岬に着きそうな雰囲気が出てきます!



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なにやら先に大きな岩が見えます!!


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ついにやって来ました!

室戸岬のエリアにたどり着いたようです!


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風が強く海も荒れています。


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どこを見ても岩がゴツゴツしています!


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このエリアは四国でも最も新しい大地(地質)になっています!!


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四国は付加体といって、プレートが沈み込む際に土砂などの地質体が沈み込みきれずに取り残されていったものによって南側のほうが新しい“大地”になっています。


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ちょうど岬の先端の周辺ではちょうど海底の砂の中にマグマが現れたものが地表にまで現れたエリアのため、砂岩と斑レイ岩のちょうど境目も見ることができます!


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ここの左側が砂岩、右側が斑レイ岩らしいです!

 

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より海側ら見ると少しわかりやすいですかね?

といっても難しいですね笑

 


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岬には中岡慎太郎の像があります。


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この像は昭和10年安芸郡青年団が主体となり建てられたそうです。 


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太平洋を見据えるように建っているそうですよ!




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少し歩くとこのような不思議な縦向きに線が沢山入った岩を見ることができます!


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こちらはタービタイトといって海底で泥と砂が重さの違いで交互に積み重なって出来たもので、脆さの違いなどからこのように差別して侵食や風化しています。


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これは海岸でも見ることが出来て、


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他にも遊歩道でも多くのエリアで見ることができます!

 

 

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更にはこんなに丸められたものも見ることが出来かなりの迫力でした!!

 

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なんだかさるのこしかけみたいですね!

 

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このエリアから北上すると植生が一気に現れます。

 

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ここでは亜熱帯系の植生が多く見られるのが見所になっています!



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黒潮の営業を受け、暖かい室戸の中でもこのエリアは特に興味深い植生になっているそうです!!


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特に有名なのがこの『あこう』という植物です。


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根っこが凄いですね!


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更に北上していきます!


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これは何の岩なのでしょうか?


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再び植生が変わり、海岸によく見られるようなものになりました。


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説明もあります。


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生えている木なども高さが一定で枝などの向きが一定なのが面白い点なのですが、これは吹き付ける風の影響のようです!


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なかなか本州では見ない海岸の植生です。


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オレンジがかった不思議な岩を見ると、その先に御厨人窟(みくろど)が見えてきます!


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こちらが入口になっています。


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本来はヘルメットを被って中に入れるようになっているのですが、風化した岩石が落ちてくるためにこの時は入れませんでした。


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入口が2つあって少しだけ中を見ることが出来ました。


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室戸市には弘法大師(空海)ゆかりの場所が数多く残っています。 その一つがこの「御厨人窟」で、修行時のご住居として使われていたと伝えられています。 約1200年前の平安時代、青年時代の大師が悟りを開いたといわれる洞窟で、内には五所神社とばれる社があります。 “空海”と名前をつけたのも、ここから見える空と海に感銘を受けたからと言われています。 この横に主に御修行の場として使われていたと伝えられる「神明窟」があります。 なお、「御厨人窟の波音」は環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれています。


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空海という名前のインスピレーションを得たというとても重要な場所なんです。

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これが高知県のホームページにあった中からの眺めですが、空海が見た際には海面はもっと高く洞窟の目の前が海であったのです!

 

この室戸は世界的にもトップレベルで土地が隆起していることでも知られています。

 

それも関係して地理の教科書に乗るほどの海成段丘が造られたのです。

 

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さてここから海岸エリアを散策できる遊歩道を歩きます。


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ここにあるのが行水の池です。こちらも空海ゆかりの場所とも言われています。

 

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ここにはかつて海面がここであった跡が残っているほか、そこで海生生物が生きていた証も残っていて相当地面が持ち上がったことを実感できます。

 

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現在は海面からそれなりに高いところにあります。

 



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この室戸岬の北側エリアには2つほどこのようなふ不思議な尖った岩があります。


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ヒシャゴ岩と烏帽子岩なのですが、これらはマグマの化石のようなものなのです!




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南側の烏帽子岩は高台から望むことができます!

 

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こちらが烏帽子岩です!

烏帽子と言われるのが納得な特徴ある形です!


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上から見ても迫力がありますね!

 

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この周辺では当ブログではお馴染みのポットホールが沢山ありました!

 

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しかも相当大きいんです!!

 


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薬王寺で見たようなカニが沢山いて、水もあって植生的にも環境的にもマングローブに近いようなものを感じました。


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野良猫なんでしょうか、子猫が遊歩道にいました。


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行水の池と同じようにここでも昔の海の高さを知ることができます!


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かつて波が打ち付けてきた跡が残っていました!


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ここにもポットホールです笑


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隆起スピードが異常なレベルなので観測もされてるみたいです。


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長く歩いて先端の方へ戻ってきました!

ここから登ると灯台へ向かうことができます。

 

 

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面白い石垣もありました。


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歓迎ならぬ歓鯨ですね笑

鯨の街らしいです!


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ここには民宿もありました!


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ちなみにこの中岡慎太郎の像の下には怪しげな入口があります。


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ここを進むと展望台に進むことができます!


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階段を進むと割とすぐ着きます!


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ここはぜひ行ってください!

とっても景色が良くて紹介した様々な岩や植生などを総復習することが出来ます!


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恋人の聖地らしいです。


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最後に売店でお土産を買って食べたいと思います。

 

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定番のミレービスケットと室戸の海洋深層水で、室戸の味覚もバッチリです!

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バスに乗って帰ります!

帰りは室戸岬からバスに乗り、ジオパークセンターで乗り換えて甲浦に帰ります!

 


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乗り換え時間を使ってジオパークセンターを見学します!


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廃校舎を活用して作ったそうです!


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ちなみに、同じく廃校を活用したむろと廃校水族館は大変な人気を博しています!

 

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ジオソフトとやらがあったので食べましたが、意外と美味しかったです笑笑

 

室戸の塩と有名な炭をつかっているそうです!


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ちなみにこの周辺では海洋深層水の商品化のための施設が多くあります!


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室戸は海洋深層水の利用のパイオニアだそうです!


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ちなみにこの変な形の山も火山活動の影響によるそうです。


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バスに乗り換え甲浦まで戻ってきました!


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まもなく生まれ変わる甲浦駅を見納めて高松まで戻ります。


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沢山歩いて疲れたので、座ってゆっくり帰ります。


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こちらも実は売店で買っていました!

この野根まんぢうは室戸名産で、天皇陛下献上品だそうです!


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中はこのような感じです。



 

帰りはほとんど写真を撮りませんでした笑

 

そしてまさかの展開を迎えた寝台特急サンライズ瀬戸のシングルデラックス乗車記に続きます!

 

 

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ありがとうございました!!