都会にある偉大なローカル線 ! ~鶴見線 【オススメ路線紹介1】
皆様こんにちは!
今回はオススメ路線紹介です!!
今回はどんなスポットかと言いますと以外や以外!
【オススメポイント】
・都心からのアクセス抜群!!
東京駅からもほど近い、鶴見駅を起点とした路線です!
不思議な路線の形をしていますが、これは京浜工業地帯の中にあることが一つの要因です!
・絶景が見れる
臨海部の工業地帯を走る路線なので、海や運河が近く、景色もきれいなんです!
・レトロな雰囲気の駅!
こんな味のある昭和のガード下のような雰囲気を鶴見駅のわずか1駅隣!!
このように近くて気軽に行ける場所にありながら、レトロ、工業地帯、絶景、海、ローカル線といった様々な性格を持った、いいとこ取りな路線なんです!!
【駅紹介!!】
・海芝浦駅
” 海が目の前! 駅から出られない駅!? ”
このようにホームに海が接していて、工業地帯の美しい景色や夜景を楽しめます!!
しかし、なんと改札から出ることが基本的にできません!!
東芝の工場の敷地内にあり、職員専用駅として使われているからなのです!
しかし、この美しい景色を共有してくださる東芝のご厚意で駅内に公園を作ってそこから景色を楽しむことが出来ます!!
・国道駅
”米軍の機銃掃射の跡が残るレトロ駅!”
こちらのブログに詳しく乗っていますので良ければ見てください!
・浜川崎駅
”無人駅なのに大きな敷地!?”
こちらは南部支線(なんと2両の電車)との乗換駅です。
この2線がかつて違う鉄道会社であった名残で、乗り換えをするのに、一度改札を出て道路を横断する必要があります!
ここでも各所でレトロな雰囲気を味わえます!
無人駅であるのにもかかわらず、こんなに線路があって敷地が広いのには理由があります!
それは日本を支える物流の要である、鉄道貨物の関連施設があるからなんです!
この先に進むと、貨物版の東京駅ともいえる東京貨物ターミナル駅にたどり着くそうです!
・扇町駅
”猫が沢山いる終点駅!”
これが外観で静かな工業地帯の中にあります!
周りには餌を与えられているのか、沢山の猫に合うことが出来ますよ!
この駅も貨物輸送の拠点駅となっています。
・大川駅
”川崎市なのに電車が一日3回しかこない!?”
この駅は川崎市内にも関わらず、とても本数が少なくて、私も行ったことがありません(笑)
こちらも大川支線という鶴見線の支線の終点であり、工業地帯という特性上、
”平日は1日9往復、土曜・休日は3往復”
という現状です!
しかし、本線の武蔵白石駅へ徒歩約15分で行くことが出来るほか、駅前に川崎鶴見臨港バスのバス停もあり、アクセス自体が悪いわけではありません!
かつては、この駅も貨物輸送の拠点でした。
・人名由来や適当(?)な駅名が多い
路線の多くは、海岸部の埋立地上にあります!つまりもともと地名が存在しなかったところも多いのです。
その名残で、として多くの駅名が鶴見線に関わった実業家や土地所有者から取られた名前や後付けのような駅周辺の環境の名前がそのまま付けられているんです!
【人名由来の駅名】
鶴見小野: 小野信行
(地元の地主)
浅野: 浅野総一郎
(浅野財閥創設者・前身の鉄道会社の設立者)
安善:安田善次郎
武蔵白石:白石元治郎
大川:大川平三郎
(製紙業で名を残した)
【その他の面白い由来の駅名】
扇町:浅野家の家紋が扇
弁天橋:近隣の池に架けられた橋
昭和:昭和肥料(現昭和電工)
石油(後の浜安善):石油精製所の近くにあったことから
(駅は廃止)
【都会にある偉大なローカル線:鶴見線】
工業地帯の中にあることからわかるように、鉄道貨物と共存している設備や遺構をたくさん見ることが出来ます。
とても短い路線でありながら様々な性格のスポットを、都心から近いこのエリアで楽しめます!!
ぜひ、訪れてみてください!!