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青函連絡で栄えた街 青森 【駅チカ観光地】

皆さんこんにちは!

本日は青森駅周辺で楽しめる駅チカの観光地をご紹介します!

 

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現在、航空機や鉄道網が発達し、結果として北海道との青函連絡の玄関口としての青森県の存在は薄れてしまっています。

 

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しかし長い間、北海道との連絡の拠点という重要な役割を果たし続け、特に高度経済成長期以降は様々なドラマや歴史を作ってきたとても重要な場所なんです!!

 

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今回はそんなに青森駅周辺の歴史も一緒に学べる観光地も多く紹介していきます!

 

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【街の玄関口 青森駅

 

こちらが青森駅です!

奥に見える橋は、市内のシンボルの1つであるベイブリッジで、なんと駅の上にかかっています!

 

 

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現在の青森駅舎には、青函トンネル開通前の連絡船時代の面影を多く残す遺構などが多く見られます!

 

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このとてつもなく長いホームもその一つなんです。(橋の南北の二枚の写真を足した長さです)


 

 

 

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改札近くにはこんな青森らしいりんごジュースだけの自販機もあるので、お見逃し無く!!

 

このりんごジュースは、なかなか力を入れて作られたものらしく、質がいいのに安いことで知られています!

 

一見、青リンゴと赤りんごが大量に売られているように見えるのですが、よーく見るとなんと様々な品種の製品があることが分かります!

 

ぜひ好みの品種を見つけてみてください!

 

青森県観光物産館アスパム

 

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『お土産や特産品をみたい・買いたい!』という願望と『展望台から市内を見てみたい!』という願望の二つを一気に満たすことが出来るのがこのアスパムです!

 

海沿いにある三角形の特徴的な形の建物です!!

 

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1階には、かなりの数のお土産屋や特産品ショップなどが並んでいます!

2階も青森を楽しめる展示などがあります!

 

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そして、13階は展望フロアになっていて市内だけではなく、津軽海峡方面も一望することが出来ます!!

 

青森のシンボル、青函連絡船の八甲田丸やベイブリッジなどが見えます!


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海上の要衝として知られる津軽海峡、そちらの方面を見るとかなり多くの船舶が行き交っているのを見ることが出来ました!


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こちらは太平洋側、


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こちらは南側の景色です!

 

 

【ねぶたの家 ワラッセ

 

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旅東北公式観光HPより

 

青森のウォーターフロントエリアにある、青森ねぶたの保存伝承の拠点として建てられた施設です!

 

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館内には多くの作品が展示されており、ねぶた祭りの時期でなくても、迫力あるねぶたを体感することができますよ!!

 

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自分は写真でしか見たことがなかったのですが、思っていた以上に立体的で、奥行きがあることは知りませんでした!


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祭りでは見ることの出来ない内側の構造も見ることが出来ました!

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【青森ベイブリッジ

 

まずは先程触れたベイブリッジのご紹介です!

 

 

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この橋は、ベイブリッジというように湾によって阻害されている市内の交通(とりわけ貨物物流)の活性化のために作られた橋です!



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歩道も着いていて、駅の近くからでも登れるようになっています!

 

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かなりの高さがあり、ここからでも市内を一望出来ます!

 

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支柱部は青森の【A】がイメージされているそうです!

 

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橋の上から古そうな船も見え、線路が船まで続いています。

 

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そして、とっても長いホームも海の方へ続いています。

 

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現在、青森駅は行き止まり式の構造になっていて日本海側からも太平洋側からも、北海道方面に行くにはかなり面倒な構造になっています。

 

しかし、これこそが青森を作ってきた歴史を知る重要な手がかりになります!

 

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基本的に長くても4両ほどの列車しかやってこない駅のホームはとにかく長いです。

 

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ちなみに橋の上はこのようになっています!

 

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青函連絡船 八甲田丸】

 

先程も触れました青森のシンボル八甲田丸です!

ここから青函連絡船についても一緒に触れていきたいと思います!

 

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実際に中に入って見学することも出来ますし、駅周辺でも多くの名残を見る事が出来ます!


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ベイブリッジを超えて、港まで届きそうな勢いのとても長いホームや不便な形の駅。

 

これは、そのまま楽に船に乗り換えたり、鉄道ごと船に乗せてしまうことができるように青森駅が作られた名残りなんです。

 

 

 

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長いホームの先端に行くと、連絡船という文字が残されていて、かつての連絡船時代を味わうこともできます!


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ホームから見るとこのように連絡船側に繋がっています!

 

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現在はふさがれてしまっていますが、ホームの先端には階段があり、今でも連絡船まで伸びる歩道橋に繋がっています!

 

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かつての青森は北海道に行く人のほとんどが利用していて、東京などからの長距離の鉄道が着くたびに連絡船に乗換える大勢の人達で賑わいました。

 

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かつては駅付近の多くが、港と直結していて超広大な鉄道用地が広がっていました!

 

 

駅前の再開発エリアは、ほとんどが青函連絡船や鉄道関連の土地だったんです。


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今ですらかなり広い青森駅でしたが、過去の写真を見るとその何倍もあり、本州と北海道を結ぶ超重要な拠点であったことが伺えます!

 

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ちなみにこのかつての面影を遺す青森駅舎は新しい物に変わってしまうそうで、工事中でした!

 

 

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さて、船内に入っていきましょう!

 

 

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かつての青森駅周辺の連絡船関連の施設についての説明がありました!

 

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特殊な橋を介してこのように船内に直接車両が乗り込めるようになっています!

 

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船内には実際に何両かの車両が置いてありました!

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船の中で動かないような特殊な設備が必要だそうで、今でも実は着いている車両があるらしいです。

 

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当時の様子が再現されたコーナーもあります。

 

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当時のグリーン席の椅子なども所々置いてあって、グリーン席の中でもいくつかランクがあったみたいです!

 

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国鉄の船なのでグリーンという言葉や座席などはかなり鉄道に近いものを感じました!


 

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こちらは連絡船名物の飾り毛布です!

 

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数十種類もある飾り毛布は、なんと技術は見て盗むという形で継承されてきたそうです。

 

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中には会議室や豪華な部屋、寝台室などもありました!

 

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操舵室に入ることもできます!

 

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間近でなかなか実際の計器などを見ることが出来ないので、とっても面白いです!

 

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順路の最後に、甲板の上に上がることができるようになっています!


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煙突展望台という興味深いものもあり、さらに高いところから青森を見渡すことができます!

 

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煙突の中に入れる機会はなかなかないですよね(笑)

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船の中で一番高い部分なので、駅から伸びる連絡ルートもよく見えます。

 

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最後にはエンジンルームも見学できます。ここが船の心臓部です。

 

 

そんな歴史を色濃く残す青森駅周辺ですが、その一番の中心である青森駅は新駅舎に生まれ変わってしまうそうで、工事中の風景やありがとう企画などを多く見ることが出来ました!

 

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見に行くなら今のうちの方がいいかもしれません!

 

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非常に長い間、本州側の北海道への玄関口として機能してきた青森、新幹線網や航空網の発達によって青森駅を経由する人はかなり減ってしまいましたが、それでもなお本州最北端の地域として発展を続ける青森の原点を探してみてはいかがでしょうか!?

 

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また、時間のある方は他にも駅チカだけでない魅力も多くあるので、そちらも楽しんでみてください!

 

ありがとうございました!!