(2020夏四国旅行記)地域交通を変える!?二駅だけのローカル鉄道【日和佐から室戸岬】
今回も四国編!こちらの続きです!
薬王寺とウミガメの街 日和佐です!
ここから室戸岬に向かいます!
海部方面の始発で日和佐をあとにします!
ちなみにここ日和佐で列車は約20分止まります!
実はローカル線ではよくあることなんです!
どんどん学生が乗ってきました。
座席は余裕で全て埋まり通路も自由が効かないくらいには埋まっています!
車社会の地方のローカル線では、朝夕は通学ラッシュで混雑する風景がよくよく見られます。
終点の一駅手前の阿波海南には学校があるようで、みんな降りていきました!
立ち客が沢山いた列車もすっからかんになりました。
次が終点の海部駅です。
海部駅名物の意味の無いトンネルです笑
こちらが牟岐線の終点、徳島からは約80キロ!
海部駅になります!
僅かな乗り換え時間で降りてみます!
これが駅舎です!
終点駅ながら高架駅で、そのまま阿佐海岸鉄道という2駅だけのローカル線に接続しています。
こちらが海側。数分の乗り換え時間なので、急いで戻ります!
もはや名物の意味の無いトンネルは、駅ホームからも見えます!
実はこれもともと山だったエリアが宅地開発によって削られてトンネルだけ残った面白い場所なんです笑
右側が阿佐海岸鉄道の車両です!
乗ってみると、天井にはイルミネーションが!!
トンネルに入るとその意味がわかりました!
天の川号って書いてあったのはそう言うことだったんですね!
これ川かと思ってたら湾のようです!
たった二駅、ここが終点の甲浦(かんのうら)駅です!
実はこの駅、今後注目される駅なんです!!
線路が塞がれてますね。
これがその理由です!
不思議なことに線路がそのまま道路に繋がっているのが分かるでしょうか?
なんとも不思議な光景で、その“道路”はぐるっと一周して下の道路に繋がっています。
実はこれDMV(デュアルモードビークル)と言われる次世代の交通機関が初めて採用される場所なんです!
DMV(デュアル・モード・ビークル)とは?
線路と道路の両方を走れる新しい乗り物です。
鉄道とバスが乗り換えなしで利用できるようになれば、地域公共交通がより便利に、より効率的になるとともに、世界に類のない車両であることから車両自体が観光資源となり、地域活性化につながるものと期待されています。
これをよーく見てもらうと分かると思うのですが、車輪が出ていますね!
http://asatetu.com/wp-content/uploads/2019/11/DMVパンフレット.pdf
ここで詳しく解説がされています!
このように、バス兼鉄道という面白い乗り物です!
地域交通を大きく変えるかもしれない新しい取り組みとして期待されています!!
ここ甲浦駅はそのバスとの切替区間になる予定で、その工事の真っ最中な訳です!
ちなみに、7/18(投稿日が7/14)からは先程の牟岐線の牟岐駅〜海部駅〜甲浦駅間を運休して、約半年間の準備工事に入るようです!
なぜ海部駅からでは無いのかと言うと、推測ですが阿波海南駅までは自分が遭遇したように通学輸送をになっているからでしょう!
このように今は使われていない駅舎の上にねじ込んだようなDMV用のスロープがつくられています笑
ここからはバスに乗り換えです!
今回のお客は自分一人だけでした笑
かなり長い乗車時間でしたが、沢山寝まして、体感的にはすぐ着きました笑
途中このように海も見えました!
こちらが終点の室戸営業所です!
ちなみに、室戸岬は若干離れていて、室戸岬に行きたかったら、途中のジオパークで乗り継ぐと直接向かえます!
ここから先は大変写真が多くなってしまったので、室戸岬だけで次の記事としたいと思います笑
次回もお楽しみに!!
ありがとうございました!!