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1300年の歴史 〜城崎温泉【温泉紹介1】

皆さんこんにちは!

 

本日は1300年以上の歴史を持つ、外湯文化というものが特徴の有名な温泉地のご紹介です!

 

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本日ご紹介するのがこの

城崎温泉になります!

 

 

まるで大昔にタイムスリップしたかのようなまち並みを残し、「まち全体が大きな温泉宿」の精神で、今もなお多くの方が訪れる日本の温泉街。
平成25年2⽉には、城崎温泉が旅⾏ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(改訂第3版)」で⼆つ星(★★)を獲得。
環境省観光庁が後援する「温泉総選挙2016 インバウンド部門」でも、堂々の第一位に輝き、国内のみならず海外からも歴史ある魅力的な温泉として知られています。

 

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この城崎温泉は、平安時代から詩に読まれるほどの歴史を持ち、数々の文豪に愛されてきました

 

特に志賀直哉の『城崎にて』という話は、大変有名になり、それらに代表される城崎文学は今でもしっかりと遺されています!

 

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私が行った際は暗くなっていましたので、明るいうちの街並みは見ることが出来ませんでしたが、やはり城崎温泉の風情ある特徴的な雰囲気は、大変よく感じることが出来ました!

 

 

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2020年は、城崎温泉が開湯1300年を迎える記念すべき年です。717年に城崎へ来た僧侶の道智上人(どうちしょうにん)が、難病の人々を救う為に、当所鎮守・四所明神の神託により、 千日間の修行を行った末、 720年に温泉が湧出し城崎温泉が開かれました。そして道智上人はその後、大和(奈良)の長谷寺の観音さまと同木同作の由緒正しき観音像を得て、温泉寺を開創しました。

 

ということでちょうど今年で開湯1300年の節目なんです!

 

大変レトロな街並みが残されていて、数々の外湯を回りながら浴衣で歩くことが定番になっています!

 

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城崎温泉の特徴といえば各宿には基本的に内湯と言われるお風呂(大浴場)がない事なんです!

 

お風呂はどうするかといえば、

外湯という共同浴場を使うんです!

 

城崎温泉には『まち全体を⼀つの⼤きな宿』という考え方が根付いています。
まず「駅は⽞関」その先の「道は廊下」「宿は客室」「⼟産屋は売店」そして「外湯は⼤浴場」。「お⼟産屋が売店」で「飲⾷店が⾷堂」で。
これは、自分のお店や旅館に来られたお客様だけでなく、すべてのお客様をまち全体で大切にお迎えしよう、という想いが込められています。

 

 

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城崎に住む人々にとっても、7つの外湯は自宅のお風呂のようなものだそうです!!

 

 

城崎温泉にはそんな外湯が7つあります!

 

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鴻の湯夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯

城崎温泉は1300年前に道智上人が開湯しましたが、「鴻の湯」には城崎温泉のもうひとつの開湯伝説が残っています。
昔々、足を怪我したコウノトリが傷を癒やしていた場所をよく見ると、温泉が湧き出していたそうです。これが「鴻の湯」です。
「鴻の湯」は“コウノトリのお湯”なのですね。

 

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まんだら湯

商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯

 

道智上人が一千日の間、八曼陀羅経(はちまんだらきょう)というお経を唱え続けたところ、満願し霊湯が湧き出したのが城崎温泉のはじまりです。
そして、この霊湯こそが「まんだら湯」の源泉。
自然美あふれる裏山の景色を眺めながら入る露天風呂が人気です。

 

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御所の湯

火伏防災・良縁成就、 美人の湯

 

 

南北朝時代の歴史物語「増鏡」に、文永四年(1267年)に後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯された記事があることから、「御所の湯」と名付けられています。
天井が高く開放的な内風呂に、滝がある露天風呂は迫力満点です。

 

「御所の湯」は施設破損に伴い、当分の間、休湯いたします。
《再開時期は未定です》
※御所の湯休湯期間中は「さとの湯」「まんだら湯」の営業時間を7:00〜23:00とします。

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一の湯


合格祈願・交通安全、開運招福の湯

 

「一の湯」ができた江戸中期、「一の湯」は”新湯(あらゆ)”という名前でした。 “新湯”を一躍有名にしたのが、江戸時代の名医“香川修徳”が書いた「一本堂薬選」です。香川修徳は、「薬選」の中で、「城崎新湯(一の湯)は天下一」と述べています。天下一の温泉だと賞賛された新湯は、「一の湯」に改名することとなりました。
「一の湯」の”一(いち)”は天下一の”一(いち)”なのですね。

 

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柳湯


子授安産、子授けの湯

 

中国の名勝西湖から移植した柳の木の下から湧き出たことから「柳湯」と名付けられました。外湯の中では一番小さい温泉ながらも風情があり、人気があります。

 

 

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地蔵湯

家内安全・水子供養衆生救いの湯

 

江戸時代、多数の村民が入浴していたことから“里人の外湯”と呼ばれていました。
この湯の泉源から地蔵尊が出たので「地蔵湯」という名前がついたそう。此来庭内に地蔵尊を祀っています。
2階には家族風呂や畳敷きの広い休憩所などもあります。

 

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駅舎温泉 さとの湯

ふれあいの湯

 

「さとの湯」は外湯のなかで一番新しい温泉です。
駅舎温泉の名の通り、城崎温泉駅の至近距離にあるため、電車の待ち時間にひとっ風呂が実現してしまいます。エキゾティックな雰囲気が漂い、ハーブの香りや滝の音に満ちた不思議な空間です。悠々と流れる円山川や自然を眺めながら、ゆっくりお過ごしください。入り口には無料の足湯もあり。

 

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 これらが7つの外湯になります!

 

浴衣を着て、これらを回るのが定番の楽しみ方です!

 

その際に使えるのが、

ぐるっと1日入り放題 城崎温泉1日入浴券

というフリーパスになります!

 

大人:1,300円/子ども:650円

 

外湯めぐりには必携のアイテムで、各外湯の窓口で購入することが出来ますよ!

 

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ちなみに、1番目に訪れるとこの

一番札を貰えるみたいですよ!!

 

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カニが有名なこのエリアなので、お金のない私は小売のカニ寿司を食べました笑

 

量は少なかったですが、とっても美味しかったです!

 

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本日はこれで以上です!

 

関東の方への認知度は関西ほど高くないようなこの城崎温泉ですが、ぜひ明日、明後日とご紹介する天橋立玄武洞はここから近いです!(特に玄武洞は隣の駅です!)

 

 

ぜひ北近畿エリアに行ってみましょう!!!

 

ありがとうございました!