関門海峡【オススメ観光地6】
みなさんこんにちは!
今日はおもしろ要素盛りだくさんのスポットをご紹介いたします!!
何個もある海底トンネルに、人専用の海底国道、海の下の県境、源平合戦、武蔵VS小次郎、一日1000の船が行き交う、フグ、本州と九州の境目、、などなど
まさに盛りだくさんのポイントをご紹介していきますよ!
ここが関門海峡です!
ここは本州と九州の境目になっている場所で、本州側の下関と九州側の門司から1文字ずつとって『関門海峡』と言われています!
海峡はとても狭く反対側の島のようなものが九州なんです!
そのために瀬の流れも早いです!
ですが、工業地帯の集中する瀬戸内海沿岸と東シナ海を結び、中国や韓国などとの往来にはここしか適した海峡がないので、1日に1000隻を超える船が往来している重要な場所なんです!
この海峡は極めて重要な場所であり、関門海峡を超えるために、この狭いエリアにトンネルが4本(人道、車道、在来線、新幹線)+橋が1本という超高密度な交通が存在しています!
ここは昔から様々な戦いの場にもなってきました。
何より有名なのは壇ノ浦の戦い。
源平合戦が西に西に進んできて、平家が没落するきっかけになったとされる、源平最後の戦いとなった戦いです。
その際にも、源氏が勝った理由として、潮の流れが激しく、一日で流れの向きが変わるという特徴を活かせたことが挙げられています。
最後には時の天皇であった安徳天皇がここに身を投げ入水自殺したとされています。
ここで、天皇が天皇でいられる証拠になる三種の神器もしずんでしまったそうです。
たしか、そのうちの八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と八咫鏡(やたのかがみ)は見つけ出されたそうでしたが、草薙剣(くさなぎのつるぎ)は見つからなかったそう、、
ただ、この剣がレプリカだったとも、、
このように明治維新のきっかけとなった攘夷戦争や下関戦争で使用された大砲を原寸大に復元されたというモニュメントもありました!
また、ふぐの街としても知られる下関は街の至る所にふぐのモニュメントなどが見られます笑
ちなみにこの辺では『ふく』と表記されたり呼ばれることが多いです!
さて、ここからが1番のおすすめポイントです!
それが関門トンネル“人道”です!
ここではとっても珍しい、人専用の海底トンネルを歩いて本州側と九州側を行き来することが出来ます!
その途中には、山口県と福岡県の県境がありそれもあって有名なスポットになっています!
人、自転車専用ながら、国道2号線の一部という扱いになっていて、現地の方は毎日ランニングに使っているという方も多いそうです!
なんとこれ通行料は取られず無料です!
(自転車の場合は30円だけ取られるそうです)
エレベーターで地下におりると人道トンネルの入り口に着きます!
これが山口側のトンネル入口になります!
しっかりと国道のマークとその所在地が示されています!
このまま780メートル進めば反対側の門司地区にたどり着きます!
さて、おおよそ半分ほど歩くと遂にお目当てのものにたどり着きました!
海底県境です!
線があるのでついつい跨ぎたくなりますよね笑
私もしっかり跨いで県を超えました!
福岡県に入りましてさらに歩き続けると、、
九州側にたどり着きました!
思っていたよりも距離が長く時間がかかった印象です!
さてエレベーターで再び地上に上がりまして、九州の地を踏みます!
九州側から見る本州です!
下関の海沿いのエリアが見えてとてもいい景色です!ここはめかり(和布刈)というエリアになります!
すぐ近くには、平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線という観光鉄道の『関門海峡めかり駅』があります!
(ちなみに廃線跡を活用した観光鉄道になります)
レトロな景観で知られる門司港地区はかなり近いので、これに乗りますとすぐ門司港エリアまでアクセス出来ます!
関門の2地区は関わりが深くちかいので、ぜひ下関とあわせてぜひ行ってみましょう!!
・なぜこんなものがあるのか
実はこれ、関門国道トンネルの車道の近くを走っていてトンネル内の事故が起きた際に避難ルートとして使えるようになっているんです!
そのため、多額の整備費がかかるにも関わらず無料で利用することができるようになっています!
ちなみに下関側には海峡ゆめタワーという施設があって、美しい関門海峡の景色を高い展望台から楽しむことができます!!
夜に行きましたが、夜景も大変きれいで感動しました!
かなり遅くまで営業していたので、大変助かりました!
飛行機などで移動すると本州から九州に行ったということはあまり意識しないかもしれませんが、実際に見える対岸の九州へ自らの足で渡ってみるのもいいかもしれませんよ!!
是非、下関や門司港エリアに行った際には行ってみてください!!
ありがとうございました!