人力で川のぼり!?猊鼻渓【一ノ関・平泉①】
みなさんこんにちは!
今回から3回連続で岩手県は一関・平泉エリアに注目した観光地紹介を時系列にしていきたいと思います!
このエリア、世間一般にはあまり知名度は高くないのかもしれませんが、とっても特徴的で魅力的な観光スポットがたくさんあります!!
ちなみにこの3つはそこまで離れていないので、私は一日で三か所全てまわって日帰り出来ました!!(帰りに仙台で牛タンまで食べれました笑)
そんな第一回目は、”猊鼻渓”です!!
げいびけいと読みます! 読み方難しいですよね笑
こちらは渓谷美が美しいことで有名で、大分県にある景勝地になぞらえて、東の耶馬渓とも呼ばれたりします。
ここでは舟で、川下りならぬ川上りを体験出来ることでも知られています!
それではスタートです!
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個人的には地名や駅名の表記に“ノ”や“の”が入ったり入らなかったりでちょっとややこしいです笑
外部の人間である私的には、一ノ関がしっくり来ます笑
同じような現象は、神戸の中心市街地の三ノ宮(三宮)などでも見られます。
こちらが駅舎です!
(帰りに撮ったものなので暗いです笑)
乗り換えますは、ローカル線の大船渡(おおふなと)線です!
18きっぷなどで東北まで行った方はわかるかも知れませんが、The東北の拠点駅のような景色です!
もちろん非電化単線で、車窓もとってもいいです!
この路線は、このように大きくカーブする区間が多くあります!(理由は後ほど詳しく触れます)
今、写真を見返してもめっちゃいい景色です、、
是非ともまた行きたい、、
天気が微妙な日であったのですが、なんと!!
虹が出てました!!!
おそらく石灰石を採掘しているであろう鉱山も見えました。
さて、一ノ関から約30分で着きました!
猊鼻渓駅です!
自然の観光地ですが、駅からも近くアクセス良好なんです!
ちなみに一ノ関や大船渡線でポケモンをよく見るのは、東日本大震災の復興目的で、ポケモンのライセンス使用が許可されているからです!
なので、ピカチュウだらけのポケモンの観光列車も走っていたりします!
駅からも少し歩くと川に出ます!
こちらが砂鉄川といって、この川沿いに猊鼻渓があります!
ここまで来たらもう目の前!
猊鼻渓の入口につきます!
砂防目的と川上りをするために、ここでダムのように水がせき止められており、砂が多い砂鉄川でも舟が運行できるようになっています!
ここからは舟に乗って、砂鉄川を上っていきます!
もちろん人力のみで木造船を進めていきます!
岸に砂だまりがあるのが分かりますか?
これ実は、川底に溜まった砂で、定期的に観光船の方々が砂を除いていられるそうです!
この付近は放っておくとすぐ砂が堆積し舟が通れなくなるそうです!
紅葉シーズンに行ったので、どこを見てもずっと綺麗です!
船頭さんのお話が大変面白く、長い乗船時間も全く退屈しません笑
エサが貰えることもあって、カモが船にずっとついてきます!
とってもかわいいです笑
船頭さんの力で上流までのぼってきました!
あの崖が有名なポイントになります!
崖のエリアは折り返し地点となっており、多くの舟が待機しています!
ここで舟から降りて観光する時間が設けられます!
船頭さん往路お疲れ様でした笑
紅葉と相まって美しい景色です!
そして、少し遊歩道を進むとあるのがこの大猊鼻岩になります!
ここには少々面白い名物がありまして、、
この素焼きの小石のようなものを崖にある穴に入れると願い事が叶うとされています!
石にはそれぞれ文字が刻まれており、自分の願い事にあった石を探します!
ちなみにこの独特の名前“猊鼻渓”の由来は、
猊鼻渓~げいびけい~という名は、観光開拓の功労者である佐藤猊巌(さとうげいがん)をはじめ、地元有志によって、明治43年に命名されました。舟下りの折り返し点となる三好ヶ丘の奥、攬勝丘の対岸にそびえる大岸壁に突き出た「獅子(猊~しし~)ヶ鼻」が、その名の由来となりました。
というように岩の見た目からきているんですね!
帰りは川下りをしまして、戻って参りました!
ここから移動して平泉へ向かいます!
元来た道を辿って一ノ関駅に戻ります!
ちなみにこのシールからも分かるように大船渡線はドラゴンレールという別称があり、政治的な駆け引きの末に路線が何度も曲がり遠回りなルートになってしまった路線なんです。
昔は今以上に政治家が鉄道を自らの地域に持ってくることが重要視されており、それに成功すれば一生政治家で居られたなんて話もあったくらいです。
我田引水になぞられて、我田引鉄なんて言われたりします。
そのせいで、速達性を失ってしまいましたが、今はドラゴンレールとしてそれを逆に売りにしています!
ということで、次回に続きます!!
ありがとうございました!!