無人トロッコが山中に行きかう!?【奥多摩前編】
皆さんこんにちは!!
今回&次回は、都心からのアクセスが良好ながら渓谷などの大自然が楽しめる奥多摩をご紹介をさせていただきます!!
前編と称した今回は、あえて自然や渓谷には触れずにとっておきのオススメスポットをご紹介しますよ!!!
奥多摩の大自然、山中に突如として現れ、ひとりでに動いている無人のトロッコ!!
冒険心をくすぐること間違いなしです!!
観光の拠点となる駅は、景観にあったおしゃれな外装になっています!
徒歩で今回の目的地にはアクセスできます!(むしろ歩き限定?)
ちょっと寄り道して橋に出ると、さっそくこんなものが!
今回の話とも大きな関連があります!
大自然とは程遠い、まさに要塞のような建物です!
こちらは奥多摩工業の氷川工場という施設です!
この周辺では石灰石(=セメントの原料)が豊富にあるため、それを採掘するための関連施設となっているんです!
お待たせしました!!!!
ここからは冒険の始まりですよ!!
さっき紹介した氷川工場の敷地を進んで山に向かいます!!
工場内の私道で、完全に入ってはいけない雰囲気なのですが、れっきとした公道なので一般人でも通ることが出来ます!
工場の間近を通るので、まさに工場見学といった感じでしょうか!?
石灰石を砕いて加工するため、音も煙も結構すごいです!
ちなみにこの道の左側は、工場に入る道なので入っちゃだめですよ!!
工場見学を続けながら(笑)、道を進んでいきます!
機械が間近で作動していて、なんだかワクワクしますね!
こういったところの先に行かなければ大丈夫です!!
自分を信じて進みましょう!!
工場を抜けると、山林に入ります!
そして、ハチに怯えながらしばらく進むと、、、、
見えました!!
これですこれ!!人気のない山中に突然見えてきます!
不思議な景色でとてもワクワクしたのを覚えています!!
少し進んでみると橋になっているのがわかりますね!
この部分はちょうど谷になっていて、沢が流れているのでそこを通すために橋がかけられている事が分かります!
この前後部分はトンネルになっています!
ここには小屋らしきものが!
係の方がいらっしゃるときもあるみたいです!
【なぞのトロッコの正体】
さて、このような謎の施設はどのような目的で造られて、使われているのでしょうか!?
この正体は鉱山トロッコなんです!!!
ここで先ほどの氷川工場が出てくるわけで、
実は、氷川工場にこの路線が繋がっているんです!!
先ほども説明した、石灰石を奥多摩町の日原という場所で採掘しています!!
採掘した石灰を運ぶために、専用のトロッコが使われているんです!!
ちゃんと『奥多摩工業 曳鉄線』という名前もついています!
もちろん、東京都内では唯一のものになっています!!
よーく貨車を見ると、白い石灰石のようなものが積まれています!
工場に向かう方面は石灰石が入っていて、工場から出てくる方向の貨車は空になっています!
かなり昔から存在していている無人ハイテクシステムが、現在でも奥多摩の山中を駆け抜けているんですね!!
※運転時間に注意してください!!
工場の稼働時間に対応しているので、基本平日の日中にしか動いていません!!
また、昼休みもあってちゃんと12時~13時にはストップします(笑)
午後は動く日と動かない日があるみたいです!
・詳しい行き方
写真があんまり残っていなかったので(すみません泣)、他のサイトを当てにしてみてください(笑)
次回の後編は、THE奥多摩のような場所の紹介です!(笑)
このブログを見て、東京にこんなものがあるのか!!
と知るきっかけになってもらえれば幸いです!
ありがとうございました!!!!